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新卒採用

2021.03.20

【実体験】研修の豊富さだけで満足していない?1年間実際に働いたからこそわかった、『会社の育成本気度を知れる6つの質問』で現場のリアルを探ろう

【実体験】研修の豊富さだけで満足していない?1年間実際に働いたからこそわかった、『会社の育成本気度を知れる6つの質問』で現場のリアルを探ろう

社会人1年目を経験して感じた、【育成制度】の重要性

社会人1年目を経験して感じた、【育成制度】の重要性

 みなさんこんにちは、採用担当の根岸です!もう3月ですね。いよいよ就職活動も本格化し、たくさんの企業を比較・検討している学生さんも多いのではないでしょうか?

 3月といえば私もついに1年目の最後の月となり、来月から2年目として先輩の立場になります。

 あらためて社会人1年目を振り返ると、「実際に仕事をしてみないとわからない部分ってたくさんあるんだな」という気づきがあります。仕事の楽しいところ・大変なところも実感しましたが、とくに「新卒で入る会社の育成制度、めちゃくちゃ大切だ」という結論に至りました。

 1年間自分の弱さと対峙しくじけそうになったとき、先輩と一緒に壁を乗り越えられました。常に自分以上に自分の可能性を信じてくれる先輩に感化され、物事を肯定的に捉える癖がついたと思います。また、会社からたくさんの時間とお金をかけて育ててもらっていることを実感し、「その期待に答えたい!」と全力で行動した結果、自分の可能性を大きく広げられたと感じています。

とくに重要視してほしい、現場での育成

とくに重要視してほしい、現場での育成

 今となっては育成の重要性を語れるほどですが、実際私が就活生をしていた頃を思い返すと、「そこまでしっかり育成制度について聞いていなかったかも」とも思います。学生の頃は自分のものさしで会社を測っていたので、『育成制度=研修の豊富さ』と浅い企業分析をしてしまっていました。みなさんの中にも当てはまる方がいらっしゃるのではないでしょうか?

 いやいや、研修以外にも育成に関する諸制度の有無を見ているよ!という方も、ちょっと待ってください。私が1年働いてみて一番重要だと感じたのは、『毎日の先輩とのやり取り』。つまり、現場での育成の実態を知ることが重要だと身をもって体感したんです。

 結局仕事は、一緒にやる人と合うかどうかがとても大事です。極論ですが、いいチームでいいマネージャ、つまりいいメンバーで働けたら、自分自身もその会社もグングン伸びていくと感じます。

 会社の規模が大きくなればなるほど就活生の時期に自分がどの部署に行くかは見当がつきにくく、深くまで知ることも難しいかもしれません。しかし人事面談やOB訪問で質問できる機会をふんだんに使って、ヒントを得ることはできます。

あってよかった!会社の育成姿勢と、就活で使える質問6つ

あってよかった!会社の育成姿勢と、就活で使える質問6つ

 アイグッズも合言葉として「育成に本気」と掲げています。この宣言は新卒採用をベースとしている会社としての”覚悟”でもあるのですが、実態はどう伴っているのでしょうか?

 今回は私が実際にアイグッズで1年間働き、「新卒入社の社員にとって大変有り難かった」と感じる育成姿勢を6つお伝えします。またそこから転用し、”就活に使える育成制度に関しての質問6つ”をご紹介します。より現場の動きにフォーカスした質問を考えました。ぜひ今後の企業分析にお役立てください。

①なりたい自分像から逆算してくれる

 アイグッズでは、後輩の「なりたい自分像」から逆算し、それを叶える手段として仕事をうまく利用してもらえるよう導きます。もちろん会社として進むべき方向を見失わないように伴走しますが、一方的な価値観の押し付けはせずに、目の前の社員が求めていることを尊重しています。私以外の1年目の同期も「常に仕事も私生活も全てを含め何を大切にしたいのか、どんな人になりたいのかを問いてくれたので、日々”仕事をする意味”を思い返すことができた」と言っています。

【就活の質問に転用!】-人事担当者へ
人事面談は誰がどのように行なっているのですか?

┗人事面談の時だけ関わる人だと、あなたへの理解度が低く正当な評価やアドバイスをしてもらえないかもしれません。アイグッズでは普段の現場での動きを理解しているチームのマネージャーが面談をすることで、適切なコーチングをしてもらっています。

②仕事のやり方よりも先に、その仕事の価値を教えてくれる

 自分の行う仕事は「誰の何のための貢献なのか」がわからないと、自身の仕事のモチベーションの低下にも繋がってしまいます。小手先の技術よりまずはじめに仕事の価値をしっかりお伝えし、常に目的を見失わないよう導きます。

 社会人になると忙しさからどうしても目の前の仕事を”タスクの積み重ね”と考えてしまいがちですが、長期的な視点で楽しく仕事をするため、大切な観点を教わる時間があってよかったと感じています。

【就活の質問に転用!】-現場社員へ
後輩に仕事を教える際、大切にしていることはありますか?

┗仕事のやり方以外にも、その仕事の価値や意味づけをしっかり伝える文化があるといいですね。

③ミスをしても挑戦の姿勢を肯定し、一緒に解決策を探す

 1年目に想定外のミスや失敗はつきもの。アイグッズではそのミスに対し、結果だけを切り取ってすべてを否定することはしません。私もミスをしてしまったときには「次同じことが起きたらどうする?」と声をかけてもらい、先輩と一緒に解決策を探していきました。仕事の過程にフォーカスをし、ミスの原因を探る姿勢は今も活きています。

 そして先輩からは、むしろ挑戦した姿勢を褒めてもらえたので「次も失敗を恐れずに挑戦しよう!」という気持ちが日々強くなっていきました。不安やミスは、新しい取り組みをしているからこそ起きるもの。ミスも次の改善やネクストアクションにつなげていき、挑戦自体を歓迎する。これは「心理的安全性*」が担保されているからだと思います。

*心理的安全性:他者からの反応に怯えたり、羞恥心を感じたりすることなく、自然体の自分をさらけ出すことができる状態を意味する。

【就活の質問に転用!】-若手社員へ
先輩に何でも相談できる環境ですか?ミスをしてしまった時、先輩からどんなフォローがありましたか?

┗仕事の進め方と精神面どちらもフォローがあるといいですね。しっかりと原因を追求し改善点は仕組み化して直していくフォローがあると学びも大きいです。

④後輩の弱い部分に対して、目をつぶらず正面から向き合う

 ときには会社やチームの考えに反していたり、本人の求めている自分像とかけ離れている行動をとってしまうかもしれません。アイグッズでは「直すべき」と思ったことは、言いにくいことであっても忖度せずに、本人のためを思って指摘します。

 人に注意をするのはかなり気力が必要ですし、誰しも嫌われることを望む人はいません。ですが目の前の後輩のためを思い、時には後輩にとって耳の痛い話も伝えてあげる。気まずい時間を大切にするからこそ築ける信頼関係があると実感しました。

【就活の質問に転用!】-現場社員へ
先輩に指摘された中で印象的だったことは?厳しいことを言われたことはありますか?

┗1年目の仕事の姿勢が今後の社会人生活を左右するといっても過言ではないです。しっかりと自分の足りないところを指摘する文化があるか、調査できるといいですね。

⑤定期的に育成にかける時間を確保してくれる

 アイグッズでは日々多忙な先輩でも、後輩の相談にじっくり乗る様子が多く見受けられます。人によってはなかなか自分の悩みを開示しづらいという人もいます。そんな方でもしっかり状況が伝えられるように定期的にミーティングをする時間を設け、一緒に振り返る時間を作っています。

 実際に上司や先輩との定期的な相談の場所が大事な時間になっており、「自分は本当に会社の期待に応えられているのか」という不安が解消されたという声が多く挙がっています。

【就活の質問に転用!】-現場社員へ
1日に先輩社員と関われる時間はどのくらいありますか?週に何回育成に関するミーティングがありますか?そこでは主にどんな話をしますか?

┗ずっと付きっ切りという訳ではなく1度本人の力でやってもらうところと、先輩がじっくり関わるところとのメリハリがあると成長スピードも早いです。

⑥”自分でも気づかなかったいいところ”に気づいてくれる

 アイグッズでは1年間エルター・エルティー制度*で同じ先輩が長期的に伴走するからこそ、後輩の細かな成長に気づくことができます。本人よりも本人のことを考え、後輩の成長を自分ごとのように喜んでくれる環境が嬉しかったです。自分を信じてくれる先輩のためにもっと結果を出したい!と大きなモチベーションにも繋がっていました。

 また入社直後、完璧主義で自分のできないところにばかり目が行っていた私に対して「でもこういうよいところもあるよね」と気づかなかった自分の長所にも気づいてくれ、自分の自信に繋がりました。今ではできない自分も全部含めて自身を許容できるような性格になり、この変化は自分でも驚きです。アイグッズに入ってからずっと人生を生きやすくなったように感じ、改めて会社や先輩方の育成姿勢に感謝しています。

*エルター・エルティー制度:業務面でサポートする「エルダー制度」精神面をサポートする「メンター制度」を掛け合わせた、一人の先輩社員が一人の新入社員に対し支援する制度のこと。アイグッズ独自の取り組み。

【就活の質問に転用!】-現場社員へ
先輩から指摘をもらって気づいた、自分の一面はありますか?

┗後輩を導くマネージャーの仕事は、「新しい視点を与えること」。本人が自分自身をまずは好きになれるような指導をする文化があるといいですね。

【まとめ】後輩のポテンシャルを信じ、可能性を広げ続ける姿勢があるかどうか確かめよう

【まとめ】後輩のポテンシャルを信じ、可能性を広げ続ける姿勢があるかどうか確かめよう

 新卒で入る会社は、自分の仕事の基盤を作る場所です。私自身、うまく行っている時はもちろん、うまく行っていない時にこそ気づきを与え、良い方向に導き、自分自身で成功体験を積める育成体制になんども助けられたと感じます。

だからこそ、職場はただ「仕事のやり方」を学ぶ場なのではなくて「自分の在り方」「周りとの付き合い方」つまり「人生をよりよく生きる方法」を学ぶ場所なんだと思います。

 すぐに芽が出る人もいれば、出ない人もいます。本人の願望を知り、特徴・才能も理解し、本人の可能性に対して諦めず向き合い続けるのが”本気の育成”です。本人の力を何倍にも発揮できるステージをつくるんだという覚悟と姿勢がその会社にはあるかどうか、上記の質問をつかって探れるとよいですね。

 アイグッズはこれからもみなさんの就職活動を応援しています。私も社会人2年目としてもっとエンジン全開で成長したいです。一緒に頑張りましょう!

コメント一覧
  • ■こうべっこ 様 : 2021.03.21

    研修制度のチェックはよくしていましたが、この記事のように深いところを知ることができていなかったと気付きました。ありがとうございます!
    この内容を参考に、より自分の求める環境とマッチしているか、確認するようにしてみます!次回も楽しみにしております!

    • ■igoods 様 : 2021.03.22

      こうべっこさん、コメントありがとうございます!お役に立ててよかったです。
      是非面談の場で質問いただき、具体的に自分がその会社で働く姿を描けたらいいなと思います!^^
      応援しております!

  • ■マッキーおじさん 様 : 2021.03.21

    いつも勉強になります。
    この記事を見てまず思ったことは、①〜⑥の育成姿勢を実践することができる会社の【育てる側】は相当レベルが高い人達だろうなということです。

    ⑤、⑥は部下や後輩をしっかり育てたい、という想いが強ければできると思いましたが、①〜④は想いだけではなく、一人のビジネスパーソンとして優秀で実績を残した方でなければ、やりにくい面談姿勢ですよね。

    ①〜⑥の育成姿勢の中で育ったリーダーは、学ばなくとも自然と良きマネージャーになれることかと思いますので、創業期に①〜⑥の育成ができるマネジメント陣が複数いる貴社の体制は強いなと思えますね。

    • ■igoods 様 : 2021.03.22

      マッキーおじさんさん、コメントありがとうございます!いつも読んでくださっているとのこと、とても嬉しいです。
      確かにおっしゃる通りですね。
      人間は完璧ではないという前提のもと、先輩も後輩も成長していけるような環境が理想だなと思います。
      私も未来の後輩のため、今たくさん力をつけていきたいなと感じる日々です!!!

  • ■書道家じゃないぞ 様 : 2021.03.22

    なりたい自分像を仕事場で上司に伝えていくのって恥ずかしかったり、嫌だったり、言っても上司(会社側)に受け入れてもらえなさそうな気がするのですが、なりたい自分像はどこまで上司に伝えていくものなのでしょうか。
    漠然とした質問ですみません。

    • ■igoods 様 : 2021.03.22

      書道家じゃないぞさん、いつもコメントありがとうございます。
      そして少し聞きにくいことだったかと思いますが、ご質問いただきありがとうございます。
      自己開示がどんどんできる人・はたまた少し難しく感じる人はいらっしゃると思います。私はわりと前者の方なのですが、一緒に働いている社員では後者の方もいます!
      それは違いであってどれが正しいとかではないですね!

      しかし、「自分の殻となっている部分(ここが壁になっていてそれを克服したらもっと一皮剝ける)」という自分の弱みは、公言しにくとも、勇気を持って上司に伝えていけば、必ず手を差し伸べてもらえると思いますし、自分の成長の振り幅に繋がると思います。
      なので私は自分自身感じた壁は自分の中でとどめて悩み続けるのではなく、先輩や同期に話すようにしています!
      心理的安全性が担保された場所でないと上記のような行動はなかなか難しいと思いますので、そんな環境を注意深く就活で見ていって、後悔のない会社選びができれば良いですね。応援しています!!

  • ■半身浴で長風呂派 様 : 2021.03.22

    この質問は使えますね〜と思いましたが、なかなか現場で実際に働かれている社員さまに質問する機会はもらえないのが就活生の実情ではあると思いますので、こちらで根岸さんのリアルな声がきけて嬉しいです。いつもありがとうございます。

    • ■igoods 様 : 2021.03.22

      半身浴で長風呂派さん、いつもご覧いただきありがとうございます!!
      「働いてみないと出てこない質問」ってたくさんありますよね。
      そんな就活生の皆さんには中々抱きづらい視点をこのマガジンでお伝えしていければと思っております。
      今後も更新を楽しみにしていてくださいね^^

  • ■ハドソン 様 : 2021.03.23

    根岸さんはこの1年でどんな研修を受講されたのでしょうか?教えていただければ嬉しいです

    • ■igoods 様 : 2021.05.24

      ハドソンさん、コメントありがとうございます!
      社内外の研修を数多く受けました。ビジネスマナーの講師をおよびして2日かけてビジネスの基礎を学んだり、
      社内での研修では今後社会人になるにあたっての目標を設定しました。
      どれも学びが多く、仕事だけでなく人生を考えさせられるようなものばかりでした。
      今でも研修の学びが普段の業務に活きています!

  • ■ハドソン 様 : 2021.03.23

    根岸さんがこの1年で、先輩に指摘された中で印象的だったことはどんなことでしょうか。厳しいことを言われたことはありますか?

    • ■igoods 様 : 2021.05.24

      こちらに関しても、ありがとうございます。
      そうですね…私は人に対して壁を作ってしまう部分があり、どこか人間関係を諦めてしまっていた時がありました。
      これは学生時代にも抱えていた悩みで、薄々自分の弱みだなと気づいていました。
      そんな弱みが仕事でも出てしまい、上司に指摘をもらって人との関わり方を再度考え直した経験があります。

      それまで、あまり人に強い指摘をされたことのない人生だったので、
      当初は自分の弱みが明確になったことに対してショックを受けましたが、
      正した方が良いことを包み隠さず教えてくださる人が周りにいることが、どれだけ有難いことなのか分かりました。

      こういった私の経験から、「黙って目をつぶる」ではなく、お互いに本音を伝えられるような環境が理想だなあと感じます。

  • ■I MY ME MINE 様 : 2021.03.25

    採用に本気の会社さまと思ってたら、育成に本気の会社だったのですね

  • ■たぬきの森 様 : 2021.04.03

    とても参考になる記事でした。ありがとうございます。
    研修制度が整っている(研修が多い)会社なら安心と勝手に決め付けて、それ以上の詮索をしてこなかったです。いま内定をもらっている会社を改めて見つめ直したいと思いました。
    でも、正直アイグッズさんのような会社は少ない気がしました。。実際人事の方に質問しても、研修内容や制度の話のみで、そこから進展しないことの方が多く、聞くのも難しい感じがします。

    • ■igoods 様 : 2021.05.24

      たぬきの森さん、コメントありがとうございます。
      タメになったとのこと、良かったです!!
      後悔のない就活ができることを祈っております。

      研修制度の質問に関しても、ありがとうございます。
      そうですね…直接明確な答えが返って来ないかもしれませんが、
      実際に働いている社員さんにどんな時に成長できるのか?を具体的に掘り下げて聞いてみるといいかもしれないですね。

      ただ、人事の方が育成について熱く語れる場合、実際の現場でも育成を重視する風土がある企業さんなのではないかと感じます!
      頑張ってください!応援しております^^

  • ■書道家じゃないぞ 様 : 2021.05.11

    根岸さん、丁寧に回答いただきありがとうございます😊ご返信に対する返信ができないようですので、新規メッセージ送らせていただきました。自己開示ができるできないに正解はないのですね。多様性ですね。次の記事も楽しみにしております。

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