新卒採用
2020.10.09
新卒2年目で転職経験をし、アイグッズに入社したグッズディレクターのMさん
「休日より平日の方が断然楽しい!」
こう答えるのは、中途採用で入社したMさんです。人生において大きな決断と経験を伴う転職によって、仕事を思いきり楽しめるようになるには、どんな要素が必要なのでしょうか?
アイグッズは創業3年目から新卒採用のみに切り替えており、今はほとんど中途採用をしていません。
社員の中でも数少ない中途採用者に話を聞いたのは、学生さんに役立つ会社選びのポイントを、転職で違う会社を経験したからこそ見える切り口でお伝えできるのではないかと思ったからです。
社員インタビュー第1弾、始めます!
この記事にはこんなことが書かれています
インタビュワー
就活生の時は、どんな軸で会社を見ていたんですか?
Mさん
学生のころからおしゃれが好きで、アルバイトもアパレル店員をやってたんです。就活をするときも自然と、自分の興味や好きなことを引き続き仕事にしたいなと思って、アパレルや化粧品業界を中心に見ていました。
インタビュワー
なるほど。そこで就いたお仕事は?
Mさん
アパレルのあるブランドに就職しました。本社勤務ではなく、店頭で直接お客様に接客をする仕事です。接客以外にも、在庫管理やディスプレイのコーディネート、アルバイトの勤務管理もしていたんです。
インタビュワー
どこにやりがいがありましたか?
Mさん
やっぱり、目の前のお客様に喜んでもらえることが一番嬉しいので、接客を通してお客様にお似合いの服を提案していくことが楽しかったですね。入社して9ヶ月後には副店長に任命いただき、入社したてでも責任感を持って働けていました。1年目は目の前の仕事についていくことに必死で、あっという間に時間が過ぎていきましたね。当時は仕事を変えようという思いはありませんでした。
インタビュワー
やりがいをしっかり感じつつも、転職を考え始めたきっかけは何だったのでしょうか?
Mさん
入社して1年が経って、店長を任せてもらえるお話が出ました。とても嬉しかったのと同時に、このままでいいのか? というモヤモヤした気持ちも芽生えてきたんです。
元々私は、本社で行う服のマーケティングや開発に携わりたいと思って入社したんです。店頭に立って現場を知る経験をした後に本社に行くことができると聞いていたんですけど、入社して蓋を開けてみたら、そんなキャリアを積める人はほんの一握りであることを知ったんです。
大人数の社員の中で、本社に呼ばれる日をじっと待つ。10年後かもしれないし、もしかしたら何年経っても呼ばれないかもしれません。それを知りながら、店長になってこの先何年もずっと同じ仕事をしているのがもったいなく感じて。仕事は楽しかったので、その職場で働き続けることに不満は無かったんですけど、私自身は違和感だったんです。
インタビュワー
よりよいキャリアを歩んでいくにはどうすればいいかを真剣に考えられていたんですね…すごい成長意欲ですね!
Mさん
そうですかね(笑)。私の中では結構確信的で、違う道を進もうと思った時にはすぐに行動に移しました。転職サイトで運命的にアイグッズに出会って、面接を受けました。1社目の面接だったのですが、文化や社風に惹かれて入社をすぐに決意して、結局ほかの会社は見ませんでしたね。社会人2年目の夏には転職をしました。
インタビュワー
アイグッズに転職をした決め手は何だったんでしょうか?
Mさん
面接で「私」をしっかりと見てくれたところや、会社について何1つ包み隠さず話をしてくる姿勢に上辺感をまったく感じず、安心と感動を覚えたからです。
「テレアポで新規顧客を獲得すること」や「急なトラブル対応もあって、いきなり海外出張することもある」など企画営業職の大変さも、多少オーバーなくらい伝えてくれました。
どんなキャリアを描きたいか・どんな人になりたいか。会社としてどんな未来を目指しているのかをお互いていねいに確認できたんです。
インタビュワー
Mさんもですか! やっぱりアイグッズ社員はそこを決め手にしている人が多いですよね。
Mさん
そうですね。就活生の時は「あなたは何ができるんですか?」といったスペックに関する質問が多かったイメージでした。アイグッズは全然違って、中途採用なのに前職の話も本当に簡単に聞かれる程度で。
逆に「仕事を通してどんな人になりたいのか?」「理想の社会人像は?」など、これからどうなりたいかという未来の話が多かったんですよ。あまりこういう会社って無いよなと思って、そんな環境で働けることにワクワクしたのを覚えています。
インタビュワー
実際にアイグッズに入社して、前の職場と違うなと思うところはどんなところですか?
Mさん
圧倒的に違うのは育成制度です。ある程度マニュアルを教えて「あと分からないところあったら聞いてね」というスタンスをとる会社も多いと思います。アイグッズは1人の新入社員に1人の先輩がつくんですが、もう…べったりです(笑)。
もちろん、1から100まで教えてあげるよというわけではなく、自分で試行錯誤しつつも、「何が原因でつまづいているのか。仕事をもっとよくしていくためにはどうすればいいのか」などの分からないことがあればすぐにサポートします。常に仕事ぶりを見てもらえるので、自分が気づいていない成長にも気づいて、すぐに教えてくれます。
また、上司のみなさんがチームや後輩の案件を自分事としてとらえてくれるんです。ときには本人よりも真剣に「受注できるか、開拓できるか」を考えて向き合ってくれます。本当に会社全体が、そこまでする!?って怖いほど人に真剣で。後輩には活躍してほしい!と心から願う人ばかりです。
インタビュワー
怖いくらい、確かにその通りですね(笑)。ほかに違いはありますか?
Mさん
社員のみなさんの会社への想いですね。例えば、毎朝の勉強会。みんながよりよい会社づくりと個人の理想の社会人像に近づくために、自主的に集まって知識を共有しています。
いつも社員全員参加してるんですけど、これってすごいことですよね。普段からでも、アイグッズに対する姿勢がみんな一緒だと感じます。私たち自身が会社を作っている張本人なんだという自覚が、全員にあるからだと思います。
インタビュワー
確かに一人一人会社を作っていく意識が強いですよね。前職はどんな想いで働いている人が多かったのですか?
Mさん
正直、全員がそれぞれ違う想いを抱いていたと思います。先輩の言っていることや教えられることが一人一人違ったこともありました。今振り返れば、会社の目指しているものが全員に正しく共有されていなかったのかもしれません。
インタビュワー
それぞれ言っていることがバラバラだと、何を信じればよいか分からなくなってしまいますね。
Mさん
そうなんです。会社としての「正しい」がよく見えていませんでした。そんなすれ違いの経験を重ねていると、みんなで会社を作っている感覚も薄まってしまいました。もちろん、1人1人が違う想いで働いてもいいという人もいると思います。ですが、私のようにそれが少しストレスの種になってしまうこともあるかと思います。
インタビュワー
会社の社風の違いはとても分かりました! では仕事内容はどうですか? グッズディレクター、楽しいですか?
Mさん
楽しいです! アパレル時代は、お客様に喜んでもらえる手段が「服」1つだけだったんですよね。でもグッズディレクターは、ご要望に寄り添いながらフルオーダーで作っていくので、お客様によって姿形を変えて価値を提供できます。唯一無二のお仕事をしているなと実感できるので嬉しいです。
また、依頼をいただいたブランド様に加え、エンドユーザー(グッズを使っていただく消費者)の方や、工場の方、社内にいるデザイナーなどいろんな人の喜ぶ顔に携われるので、とてもやりがいのあるお仕事です。
インタビュワー
とはいえ、転職してみて当時描いていた理想と、実際に働いてみての現実の差はありませんか?
Mさん
思っている以上に大変! ということがギャップですかね…。
企画営業職なので、「営業→企画→受注」すれば終わりだと思いがちだと思うのですが、その後の生産管理と納品管理もしないといけないので、やることは思っている以上に多いです。中国の工場さまからの連絡も土日関係なくあるので、人によってはずっと仕事をしている…!みたいな感覚にもなるかもしれないです。
一番怖いのは納品遅延ですね。悪天候による船の遅れや通関で想像以上に納品に時間がかかってしまった場合は、本当にヒヤヒヤします。。。
インタビュワー
一筋縄ではいかない仕事なんですね。元々仕事をすることは好きなんですか?
Mさん
人に喜んでもらえることが嬉しいので、もともと仕事への願望はある方でした。でも、アイグッズに転職してから仕事に対する想いも強くなったと思います。
よく直属の後輩とも、休日より平日の方が充実していて楽しいよねって話すんですよ。もちろん仕事なので、大変な時やつまづくこともありますが、それを乗り越えて価値を届けられた時や、「目標」という自分との約束を守れた時が嬉しいんです。
インタビュワー
私も課題となる壁がないと、成長を感じることはできないなと思います!
Mさん
トライアンドエラーを繰り返しながら成長し続けていくことが、日々の充実度に直結していると感じます!
インタビュワー
最後に、就活生にメッセージをお願いします。
Mさん
転職を経験した身からアドバイスできることは、私のように「蓋開けてみたら違った」というような経験はしないでほしいなと思います。私は転職をしてアイグッズに出会えましたが、せっかく今一生懸命就活をしているのであれば、後悔しない選択をしてほしいです。
インタビュワー
そんな自分の理想とする会社にはどうやったら出会えると思いますか?
Mさん
企業側も隠しているわけでは無いけど、あえて公にはしないこともあると思います。あとは人事の方は基本的に会社のことを話し慣れていると思うので、現場の人に話を聞くなど、知らないことはないくらいにまで、たくさん質問してください。
何を質問したらよいか分からない場合は、知り合いの社会人にどんな視点で会社を見たらよいか聞いてみるのもおすすめです。自分から蓋を開けに行く姿勢を大切に!
インタビュワー
主体性って就活でも就職してからも、とても大切ですよね。
Mさん
そうですよね。あとは、とにかくいろんな会社を見ること。何百社と探してやっと自分と合う会社と出会えることもあるので、あきらめずに取り組んでほしいです。働く会社はその人の人生になるので、ここで生涯働きたいなと思えるくらいの会社に出会ってほしいです。
▽Mさんも出演しているインタビュー動画はこちら!
私も平日の方が楽しいと思える人生を歩んでいきたいと思いました。(もちろん休日も当たり前に楽しみます)
vol.2も楽しみにしてます
vol.3も楽しみにしてます
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