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【実体験】研修の豊富さだけで満足していない?1年間実際に働いたからこそわかった、『会社の育成本気度を知れる6つの質問』で現場のリアルを探ろう

社会人1年目を経験して感じた、【育成制度】の重要性

社会人1年目を経験して感じた、【育成制度】の重要性

みなさんこんにちは、採用担当の根岸です!もう3月ですね。いよいよ就職活動も本格化し、たくさんの企業を比較・検討している学生さんも多いのではないでしょうか?

3月といえば私もついに1年目の最後の月となり、来月から2年目として先輩の立場になります。

あらためて社会人1年目を振り返ると、「実際に仕事をしてみないとわからない部分ってたくさんあるんだな」という気づきがあります。仕事の楽しいところ・大変なところも実感しましたが、とくに「新卒で入る会社の育成制度、めちゃくちゃ大切だ」という結論に至りました。

1年間自分の弱さと対峙しくじけそうになったとき、先輩と一緒に壁を乗り越えられました。常に自分以上に自分の可能性を信じてくれる先輩に感化され、物事を肯定的に捉える癖がついたと思います。また、会社からたくさんの時間とお金をかけて育ててもらっていることを実感し、「その期待に答えたい!」と全力で行動した結果、自分の可能性を大きく広げられたと感じています。

とくに重要視してほしい、現場での育成

とくに重要視してほしい、現場での育成

今となっては育成の重要性を語れるほどですが、実際私が就活生をしていた頃を思い返すと、「そこまでしっかり育成制度について聞いていなかったかも」とも思います。学生の頃は自分のものさしで会社を測っていたので、『育成制度=研修の豊富さ』と浅い企業分析をしてしまっていました。みなさんの中にも当てはまる方がいらっしゃるのではないでしょうか?

いやいや、研修以外にも育成に関する諸制度の有無を見ているよ!という方も、ちょっと待ってください。私が1年働いてみて一番重要だと感じたのは、『毎日の先輩とのやり取り』。つまり、現場での育成の実態を知ることが重要だと身をもって体感したんです。

結局仕事は、一緒にやる人と合うかどうかがとても大事です。極論ですが、いいチームでいいマネージャ、つまりいいメンバーで働けたら、自分自身もその会社もグングン伸びていくと感じます。

会社の規模が大きくなればなるほど就活生の時期に自分がどの部署に行くかは見当がつきにくく、深くまで知ることも難しいかもしれません。しかし人事面談やOB訪問で質問できる機会をふんだんに使って、ヒントを得ることはできます。

あってよかった!
会社の育成姿勢と、就活で使える質問6つ

あってよかった!会社の育成姿勢と、就活で使える質問6つ

アイグッズも合言葉として「育成に本気」と掲げています。この宣言は新卒採用をベースとしている会社としての”覚悟”でもあるのですが、実態はどう伴っているのでしょうか?

今回は私が実際にアイグッズで1年間働き、「新卒入社の社員にとって大変有り難かった」と感じる育成姿勢を6つお伝えします。またそこから転用し、”就活に使える育成制度に関しての質問6つ”をご紹介します。より現場の動きにフォーカスした質問を考えました。ぜひ今後の企業分析にお役立てください。

①なりたい自分像から逆算してくれる

アイグッズでは、後輩の「なりたい自分像」から逆算し、それを叶える手段として仕事をうまく利用してもらえるよう導きます。もちろん会社として進むべき方向を見失わないように伴走しますが、一方的な価値観の押し付けはせずに、目の前の社員が求めていることを尊重しています。私以外の1年目の同期も「常に仕事も私生活も全てを含め何を大切にしたいのか、どんな人になりたいのかを問いてくれたので、日々”仕事をする意味”を思い返すことができた」と言っています。

【就活の質問に転用!】-人事担当者へ
人事面談は誰がどのように行なっているのですか?

┗人事面談の時だけ関わる人だと、あなたへの理解度が低く正当な評価やアドバイスをしてもらえないかもしれません。アイグッズでは普段の現場での動きを理解しているチームのマネージャーが面談をすることで、適切なコーチングをしてもらっています。

②仕事のやり方よりも先に、その仕事の価値を教えてくれる

自分の行う仕事は「誰の何のための貢献なのか」がわからないと、自身の仕事のモチベーションの低下にも繋がってしまいます。小手先の技術よりまずはじめに仕事の価値をしっかりお伝えし、常に目的を見失わないよう導きます。

社会人になると忙しさからどうしても目の前の仕事を”タスクの積み重ね”と考えてしまいがちですが、長期的な視点で楽しく仕事をするため、大切な観点を教わる時間があってよかったと感じています。

【就活の質問に転用!】-現場社員へ
後輩に仕事を教える際、大切にしていることはありますか?

┗仕事のやり方以外にも、その仕事の価値や意味づけをしっかり伝える文化があるといいですね。

③ミスをしても挑戦の姿勢を肯定し、一緒に解決策を探す

1年目に想定外のミスや失敗はつきもの。アイグッズではそのミスに対し、結果だけを切り取ってすべてを否定することはしません。私もミスをしてしまったときには「次同じことが起きたらどうする?」と声をかけてもらい、先輩と一緒に解決策を探していきました。仕事の過程にフォーカスをし、ミスの原因を探る姿勢は今も活きています。

そして先輩からは、むしろ挑戦した姿勢を褒めてもらえたので「次も失敗を恐れずに挑戦しよう!」という気持ちが日々強くなっていきました。不安やミスは、新しい取り組みをしているからこそ起きるもの。ミスも次の改善やネクストアクションにつなげていき、挑戦自体を歓迎する。これは「心理的安全性*」が担保されているからだと思います。

*心理的安全性:他者からの反応に怯えたり、羞恥心を感じたりすることなく、自然体の自分をさらけ出すことができる状態を意味する。

【就活の質問に転用!】-若手社員へ
先輩に何でも相談できる環境ですか?ミスをしてしまった時、先輩からどんなフォローがありましたか?

┗仕事の進め方と精神面どちらもフォローがあるといいですね。しっかりと原因を追求し改善点は仕組み化して直していくフォローがあると学びも大きいです。

④後輩の弱い部分に対して、目をつぶらず正面から向き合う

ときには会社やチームの考えに反していたり、本人の求めている自分像とかけ離れている行動をとってしまうかもしれません。アイグッズでは「直すべき」と思ったことは、言いにくいことであっても忖度せずに、本人のためを思って指摘します。

人に注意をするのはかなり気力が必要ですし、誰しも嫌われることを望む人はいません。ですが目の前の後輩のためを思い、時には後輩にとって耳の痛い話も伝えてあげる。気まずい時間を大切にするからこそ築ける信頼関係があると実感しました。

【就活の質問に転用!】-現場社員へ
先輩に指摘された中で印象的だったことは?厳しいことを言われたことはありますか?

┗1年目の仕事の姿勢が今後の社会人生活を左右するといっても過言ではないです。しっかりと自分の足りないところを指摘する文化があるか、調査できるといいですね。

⑤定期的に育成にかける時間を確保してくれる

アイグッズでは日々多忙な先輩でも、後輩の相談にじっくり乗る様子が多く見受けられます。人によってはなかなか自分の悩みを開示しづらいという人もいます。そんな方でもしっかり状況が伝えられるように定期的にミーティングをする時間を設け、一緒に振り返る時間を作っています。

実際に上司や先輩との定期的な相談の場所が大事な時間になっており、「自分は本当に会社の期待に応えられているのか」という不安が解消されたという声が多く挙がっています。

【就活の質問に転用!】-現場社員へ
1日に先輩社員と関われる時間はどのくらいありますか?週に何回育成に関するミーティングがありますか?そこでは主にどんな話をしますか?

┗ずっと付きっ切りという訳ではなく1度本人の力でやってもらうところと、先輩がじっくり関わるところとのメリハリがあると成長スピードも早いです。

⑥”自分でも気づかなかったいいところ”に気づいてくれる

アイグッズでは1年間エルター・エルティー制度*で同じ先輩が長期的に伴走するからこそ、後輩の細かな成長に気づくことができます。本人よりも本人のことを考え、後輩の成長を自分ごとのように喜んでくれる環境が嬉しかったです。自分を信じてくれる先輩のためにもっと結果を出したい!と大きなモチベーションにも繋がっていました。

また入社直後、完璧主義で自分のできないところにばかり目が行っていた私に対して「でもこういうよいところもあるよね」と気づかなかった自分の長所にも気づいてくれ、自分の自信に繋がりました。今ではできない自分も全部含めて自身を許容できるような性格になり、この変化は自分でも驚きです。アイグッズに入ってからずっと人生を生きやすくなったように感じ、改めて会社や先輩方の育成姿勢に感謝しています。

*エルター・エルティー制度:業務面でサポートする「エルダー制度」精神面をサポートする「メンター制度」を掛け合わせた、一人の先輩社員が一人の新入社員に対し支援する制度のこと。アイグッズ独自の取り組み。

【就活の質問に転用!】-現場社員へ
先輩から指摘をもらって気づいた、自分の一面はありますか?

┗後輩を導くマネージャーの仕事は、「新しい視点を与えること」。本人が自分自身をまずは好きになれるような指導をする文化があるといいですね。

【まとめ】後輩のポテンシャルを信じ、
可能性を広げ続ける姿勢があるかどうか確かめよう

【まとめ】後輩のポテンシャルを信じ、可能性を広げ続ける姿勢があるかどうか確かめよう

新卒で入る会社は、自分の仕事の基盤を作る場所です。私自身、うまく行っている時はもちろん、うまく行っていない時にこそ気づきを与え、良い方向に導き、自分自身で成功体験を積める育成体制になんども助けられたと感じます。

だからこそ、職場はただ「仕事のやり方」を学ぶ場なのではなくて「自分の在り方」「周りとの付き合い方」つまり「人生をよりよく生きる方法」を学ぶ場所なんだと思います。

すぐに芽が出る人もいれば、出ない人もいます。本人の願望を知り、特徴・才能も理解し、本人の可能性に対して諦めず向き合い続けるのが”本気の育成”です。本人の力を何倍にも発揮できるステージをつくるんだという覚悟と姿勢がその会社にはあるかどうか、上記の質問をつかって探れるとよいですね。

アイグッズはこれからもみなさんの就職活動を応援しています。私も社会人2年目としてもっとエンジン全開で成長したいです。一緒に頑張りましょう!