Project Story

プロジェクトストーリー

On the Job Training System

ROBOTI

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Introdction

業務用ロボットを展開するブランド「ROBOTI(ロボティ)」。アイグッズの新規事業として2023年に本格始動しました。新たな領域での挑戦は専門知識が求められるだけでなく、新規参入ゆえアイグッズだからこそできる価値貢献とは一体何かをチームで模索しつづけました。チーム黎明期を支える2人に、ロボット事業への思いや今後の展望を聞きます。

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Talk Member

  • 商品を売るのではなく、
    解決策を売る仕事

    2022年入社

    メーカー事業部
    ROBOTIチーム

    A.K.

    入社1年目よりメーカー事業部に所属し、2023年より本格的に始動したROBOTI事業にアサイン。大手飲食会社、カフェチェーンなどからの大型案件の受注も経験。社内で最もお客様との信頼を構築する事業部を目指す。

  • 難しい仕事だからこそ
    届けられる価値がある

    2024年入社

    メーカー事業部
    ROBOTIチーム

    T.K.

    エルティー

    絶対に諦めない精神力と決めたことへの推進力を武器にROBOTI事業を盛り上げる期待の新星。1年目半ばには大手飲食チェーンの受注を獲得した。同期からの信頼も厚く、アイグッズの原動力としての期待が高まる。

Project Story

Q.01

ロボット事業である「ROBOTI」は、
いつどのように始まりましたか?

A.K.

「ROBOTI」とは、アイグッズのオリジナルのロボットブランドです。ホテルや飲食店などのお客様に、業務用清掃・配膳ロボットなどの導入支援を行っています。ロボット事業が本格的に始まったのは2022年秋。新規事業の立ち上げの背景には、コロナ禍以降の深刻な人手不足をはじめ、生産性低下、原価高騰など様々な要因がありました。事業の目的はお客様が抱える悩みに合わせて最適なロボットの導入を提案し、課題解決へ導くこと。当時、私は入社1年目でしたが、事業立ち上げから軌道に乗るまで、メインで携わらせてもらいました。

Q.02

ROBOTIチームの
仕事内容について教えてください。

A.K.

私たちが販売する清掃ロボットは、アイグッズの独自商材。業務用の清掃能力と家庭用のコンパクトさを兼ね備えた、オリジナルロボット「RACLEBO(ラクリボ)」が主力商品です。ロボットの企画から、導入先でのトラブルの対応、メンテナンス、さらには新規開拓のための営業など、現在はロボット事業に関連するすべての業務を行っています。

T.K.

私は入社前の内定者インターンシップの段階から、Aさんのもとで働かせてもらっています。まだ事業が走り出したばかりの頃だったので、手探りでロボットの仕組みや性能、トラブルの原因究明に携わりました。もともと大学でシステム工学を学んでいましたが、その経験を少しは活かすことができていると思います。

A.K.

入社1年目とは思えないほどのTさんの行動量の多さに驚かされます。私たちはロボットの技術的な知識のほか、ロボットにこんな機能があったらいいな、という開発部分、さらにはお客様へ提案する力など、幅広い対応が求められるチームです。さらには、ロボットの品質を左右する海外の生産工場とのやりとりも重要な業務。文化や言葉の違いなど幾多の壁はありますが、私たちアイグッズの品質へのこだわり、スピード感を根気強く伝えています。

T.K.

Aさんが工場とのやり取りする様子を見ていて、品質管理やスケジュール管理など、ハンドリングの大変さを感じています。しかし、文化や言語、そして仕事への考え方の違いを越え、互いに納得のいくクオリティで思いが形になった時、この成果をお客様へ還元できるのだと、ワクワクします!

Project Interview

Q.03

アイグッズのロボットは、
どういった独自性、特徴がありますか?
また、お客様からどんな点を
評価いただいていますか?

T.K.

私たちが提案する清掃ロボットは、顧客ニーズに合わせた、家庭用以上の洗浄力、業務用未満の小型形状を兼ね備えたオリジナル製品です。それまでは、他社から業務用清掃ロボットが販売されていましたが、1,000㎡もの広さを掃除できるという飲食店の規模に対してはオーバースペックのものが大半でした。とはいえ、飲食店は家庭用よりは吸引力や洗浄力が必要。そこで生まれたのが、その中間に位置するアイグッズオリジナルの中型清掃ロボットです。

A.K.

市場になかったスペックであることはもちろん、性能の部分でもお客様から評価いただいています。飲食店では床の油汚れのほか、食べこぼしなどの小さなゴミがたくさん。開発の際、お客様からヒアリングした要望も加味し、洗浄力や吸引力の改良は特にこだわりました。人手不足ゆえに清掃ロボットを導入するのに、取りこぼしや拭き漏れがあっては二度手間。私たちの清掃ロボットは、壁際までブラシが届き、吸引力も高いため、それまで難しいとされてきた床に落ちた福神漬けやサラダのコーンなどもきちんと拾うことができます。

T.K.

大手を含め、複数メーカーを比較検討されているお客様から「ここまでしっかり清掃できるロボットを探していた」という嬉しいお声をいただきました。また、初めて導入する際、多くのお客様はやはり機器の故障や不具合を懸念されます。そこで、導入の決め手になると実感しているのは、どれだけ手厚いサポートがあるかどうかという点です。このサポート体制は、アイグッズの一番の強みだと思っています。競合他社は業務が細分化されていますが、私たちの場合は営業担当者に連絡すれば、すぐに対処が可能。お客様にとってワンストップで解決できる点も、評価いただけているポイントでしょうか。

Q.04

特に印象に残っているお客様との
やり取りはありますか?

T.K.

初めて自分で開拓した大手飲食チェーンのお客様とのお取引です。不定期でコンタクトを取っていたものの、最初は全く反応がありませんでした。それでも諦めず、半年ほど連絡を続け、新しく発売するロボットを提案すると、好感触。そこからトントン拍子に話が進み、商談が成立しました。自分で種を蒔き、時間をかけて結実させることができた初の大型案件。地道に連絡を続けたことで、お客様がいざロボットを導入したいとなった時に、一番に頭に浮かぶ企業になれたことが功を奏したと感じています。

A.K.

コツコツと積み重ねた提案が実を結んだ瞬間でしたね。私の場合は、お客様と信頼関係が構築できていることを実感できた時です。大手飲食チェーン様への納品時、一番最初に導入した店舗で不具合が発生してしまって。A社ではうまく動いていても、環境が異なるB社でうまく動かない…ということがたまに起きるんです。ただ、そんな不具合が起きた時、お客様を不安にさせまいと真っ先に実店舗に足を運び、細かな調整をかけました。初めは心配をお掛けしてしまいましたが、徐々に「アイグッズは柔軟に対応してくれる」とおっしゃって頂け、今では複数店舗で導入をしてくださっています。

T.K.

私も、「Tさんが担当だからアイグッズを選んだ」と言っていただけた時は、お客様からの信頼を勝ち得たのだと実感し、本当に嬉しかったです。自分が行った仕事に対して、すごく価値を感じた瞬間でした。

Q.05

仕事をする上で
大切にしていることはありますか?

T.K.

私のモットーは、最後まで諦めないこと、そしてお客様への価値貢献を最大化することです。学生時代、営業職の価値は数字のみにあると思い込んでいました。しかし、仕事を通して、数字とは最大限の価値貢献をした先にある結果の話であり、その過程こそが営業職の財産であるということに気づきました。それからは、最大の価値をお客様に提供することを大切にしながら、日々業務に取り組んでいます。

A.K.

私は、お客様が求めていることを的確に把握すること。そして、「努力をした」「大変だった」と言わないことも同じく意識しています。自分がどれだけ労力を費やしたかではなく、価値につながる行動をどれだけ積み重ねられたか、という判断軸で常に行動しています。

Q.06

今後のロボット事業の
展望を教えてください。

A.K.

私たちが次に目指すフェーズは、サポートをはじめ様々な作業を遠隔でできる体制をつくること。現在は私たち自身がフルサポート行っていますが、自分たちがやるべきことと、自分たちじゃなくてもいいことの整理が必要な段階にきていると感じています。そうすることで、新たな施策が打てますし、ロボットの改良、開発にも時間を割ける。その結果、より良い商品をお客様に提供でき、さらなる価値貢献ができると感じています。

T.K.

これは、Aさんともよく話をする、「清掃ロボットが本当に世の中のためになっているのか」という提題にもつながりますね。

A.K.

そうですね。重要なのは、お客様の潜在的な困りごとを見定めて、的確にアプローチができているかどうか。私たちはロボット屋さんではないので、そのアプローチの手段として、現在のロボットなのか、またはそれ以外のプロダクトなのか……。手段を多様に変化させながら、アイグッズだからできることを貪欲に追求していきたいと思います。

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Fin.

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