Project Story

プロジェクトストーリー

On the Job Training System

株式会社アルビオン様との

ものづくり

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Introdction

これまで3,000社以上のお客様とのお取引を重ねてきたアイグッズ。フルオーダー事業部のグッズディレクターは、お客様が抱えている課題や潜在的なニーズまでも引き出すため、綿密かつ迅速なコミュニケーションが求められます。なかでも、大手化粧品メーカー「アルビオン」様とのお取引は、その最たる例といえる関係性。グッズ製作数も多く、品質へのこだわりも強いお客様と向き合い続ける担当者2人に、アルビオン様とのお取引に対するこだわりや思い入れ、そこから得た学びや教訓など、交錯する様々な思いを掘り下げていきます。

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Talk Member

  • お客様は品質に本気。
    ゆえの大変さも、
    私たちならやりがいに
    変えていける。

    2020年入社

    フルオーダー事業部
    化粧品チーム

    O.K.

    リーダー

    入社当初より大手化粧品会社を担当、並行して新規開拓も行う。アルビオン様はお取引の初期から担当。現在はチーム4人で30社以上のお客様を対応する。アイグッズアワードでは複数の賞を受賞し、一部項目では殿堂入りも!

  • お客様の思いに応えたい。
    積み重ねた信頼の先に、
    新たな挑戦が
    待っているから。

    2023年入社

    フルオーダー事業部
    化粧品チーム

    K.Y.

    入社当初から化粧品会社を担当。2年目には複数の大手化粧品会社の新規開拓を達成。2024年の年間数字目標に対して140%達成するなど、達成へのこだわりは人一倍強い。

Project Story

Q.01

アルビオン様とのお取引の
きっかけは何でしたか?

O.K.

お取引の始まりは、およそ4年前です。当時、担当していた上司から引き継ぎ、その時点ではお取引の実績は1件でした。グッズ製作に対するお客様の体制やこだわりが、他社様よりも高度かつ複雑だったこともあり、最初はその部分を理解し、お応えできるまでには時間を要しました。その後、ブランド「ポール&ジョー」のノベルティ製作のご依頼をいただき、少しずつお取引を重ね、関係を構築。大変ありがたいことに2023年からは多くのコンペにお声がけをいただき、ご注文をいただけるようになりました。

K.Y.

私は2023年のタイミングから担当させていただいています。社会人1年目でアルビオン様を担当させていただいたことは、私にとっても大きな挑戦であり、光栄なことでした。

O.K.

Kさんと一緒に担当するようになり、本当に心強いです。アルビオン様は、「アルビオン」をはじめ、「ポール&ジョー」「アナスイ」など複数のブランドを展開されていますが、販売品やノベルティなどを含めて会社全体で年間200アイテムほど製作されています。嬉しいことに2024年は、そのうちのおよそ50アイテムほどの企画をご相談いただけるまでに。ここまでお客様に信頼いただけていることが、アイグッズにとって大きな誇りです。

Q.02

アルビオン様とのものづくりは
どのように進むのでしょうか?

O.K.

グッズを作るとなると、担当の方お一人が窓口となって進行することが多い中、アルビオン様の場合は、4つほどの複数部門のチェックを経てから製品化するので、都度臨機応変な対応が求められます。

K.Y.

Oさんがやり取りをしている様子を見ていたので、業務の難しさは想定していましたが、アルビオン様特有の社内体制をしっかりと理解し、案件を進めていくことに最初は苦戦しました。

O.K.

約1年前、私とKさんはエルター・エルティーという立場でしたね。業務や毎日の振り返りを通して、Kさんの葛藤や不安、そして成長を、同じお客様を担当しているからこそつぶさに感じ取っていました。今では私が主に販売品、Kさんがノベルティと、業務分担をして効率的かつ円滑に進行ができています。

K.Y.

ありがとうございます。今では、複数のグッズ製作が同時進行していることもあり、私たちのどちらかが毎日のようにアルビオン様のオフィスに足を運ばせていただいていますね。

O.K.

オンラインでのやりとりは、急ぎの場合など時間効率がよいとは思いますが、私たちは極力足を運び、対面でのやりとりを大切にしています。直接お伺いすることで「ちょっと相談したいのですが……」「あの件って今どうなっていますか?」など、お客様からお声掛けをいただくことも多く、その場にいるからこそ発生する相談事がたくさん。すぐにご回答できることも多いため、お互いに作業がスムーズに進められるというメリットもあります。

Project Interview

Q.03

アイグッズのどんな点を
評価いただいていると感じますか?

O.K.

コスト面とやり取りのしやすさのバランスではないでしょうか。費用の面だけでいくと、場合によってはアイグッズよりもコストダウンできる競合他社様はいると思います。しかし、そこはクリアしても、アルビオン様の品質へのこだわりに並走できるかどうかは、おそらく別の話。きっと、その両方のバランスで評価していただいているのかなと感じています。

K.Y.

私は、直接お伝えいただかずともアルビオン様基準を再現するという側面も評価いただいているのではと思っています。ご担当者様にサンプルを提出する前に「本当にこの品質でご満足いただけるか?気にされそうな点はないか?」など、とことん先回りして考え、追求した上でご提出するよう心掛けています。アイグッズは阿吽の呼吸でものづくりができる、と思っていただけることが理想です。

O.K.

既存の工場では、アルビオン様にとってコストメリットを提案しづらい部分がありました。しかし、化粧品会社のグッズ製作に慣れている工場ではないと品質の担保がない……。そこで、品質にかける私たちの思いを伝えた上で、新規の工場で試作品をつくったり、試し刷りをしたり、時間をかけてお取引する工場を開拓したのです。工場にもたくさん調整してもらった部分がありましたが、最終的によいものを届けたいという思いが合致。多くの関係者の“アルビオン様の期待に応えたい”という強い気持ちが、こだわりのものづくりを実現させました。

Q.04

アルビオン様とのお取引で
一番印象に残っている出来事や、
かけていただいた言葉は何ですか?

O.K.

トラブルや製品不良、量産中に予期せぬことが発生した際、「過程と原因を確認したいです」とおっしゃってくださることです。防げなかったミスに対し、グッズディレクターとしてお客様からの厳しいお声は常に覚悟をしています。しかしアルビオン様は、製作過程だけに原因があるのではなく、そもそもの依頼内容に対して見直すべきことがあるか模索したい、という前提に立ってくださいます。それは、今後もいいものづくりをするためであり、私たちアイグッズとのWIN-WINな関係性を大切にしてくださっているからこそのお言葉。「二人三脚でやっていこう」というお気持ちが純粋に嬉しかったですし、もっと期待に応えなくてはと背筋が伸びる思いでした。

K.Y.

本当にそうですね。しかも、お一人がそうなのではなく、会社の皆様がその意識を持ってくださっていることに感動しました。一貫して「いい品質のものを世に送り出そう」というアルビオン様の志に携わらせていただいていることが、本当に誇らしいです。

Q.05

アルビオン様とのやりとりで
意識していることはありますか?

O.K.

できる見通しが持てるまで追求し、お応えしていくこと。ただし、どうしても見通しが持てない時は、安易に「できます」と約束はしないことも同じくらい大切にしています。各部署から高いご要望をいただきますが、すべてを実現しようとすると、お客様が本当に守りたい核となる部分と、QCD(クオリティ・コスト・デリバリー)が守れません。お客様のためにもできないこと、リスクが高いことはできる限り事前に確認し、折り合いを見つける。「できません」と言うのではなく、代替の選択肢もきちんと提示するようにしています。

K.Y.

私は、グッズ製作に対してお一人お一人が重要視したいポイントが違うということを、深く理解することですね。同じ会社だと一括りにすることなく、ご担当者様ごとのお立場や社内での動きを想像し、適切なご案内、ご相談をしていくことを心がけています。

Q.06

二人がグッズディレクターとして
頑張れる理由は何ですか?

K.Y.

一生勉強が必要だからです。特に、アルビオン様とのお取引では、工場の生産背景、過程まで配慮をいただくため、自分の言葉できちんと説明できるよう、新たな学びを蓄積する毎日です。つくったことのないグッズであれば、工場に製造工程を細かく質問。そこで学んだことから仮説を立て、次の学びを蓄えていく、の繰り返しです。そうすれば、できないことができるようになる。そこに面白さを感じています。

O.K.

私は、こだわるから仕事は楽しいと常々思っているからです。いい製品ができた結果、お客様のマーケティングの一助となれることが本当に嬉しい。「配布しているノベルティが大好評」とご連絡をいただけた際は、嬉しさのあまり工場の皆さんともその喜びを共有するほどです。

K.Y.

確かに、こだわったからこそ見えてくる新しい世界がありますよね。新しい価値観に出会い、視点を増やせることが、仕事をすること、社会人として生きることの醍醐味だと感じています。

O.K.

仕事を通して成長することで、なりたい自分になり、大切な人を大切にできる。グッズディレクターという仕事に出合い、私は自分自身に誇りと自信を持てるようになりました。

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株式会社アルビオン様との

ものづくり

Fin.

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