新卒採用
2021.05.19
この記事にはこんなことが書かれています
こんにちは。アイグッズ内定者のKです。
就活もいよいよ終盤を迎えてきましたね。この時期度重なる面接や選考を通して、悩んだり、迷ったり、モヤモヤを抱えている方も多いと思います。先が見えず迷走している…という方もいるのではないでしょうか。
誰しも「選考結果に一喜一憂してしまう」と考えたことがあるはずです。就活は絶対的な答えがないため、うまくいかないことは当たり前なのかもしれません。そんな「感情に左右されてしまう」自分をどう受け入れ、乗り越えていけばいいのでしょうか?
今回はそんな就活生の悩みに寄り添いたいという思いから、アイグッズ社員に「感情の乗り越え方」をインタビューしました。話を聞いたのは、2020年に入社し現在社会人2年目として働くグッズディレクターのOさんです。
社会人のリアルな壁の乗り越え方を知り、みなさんの就活にも転用してみてください!
内定者Kさん
今日はよろしくお願いします!Oさんは就活生の頃、うまく行かずに思い悩むことはありましたか?
Oさん
ありました、ありました。受ける会社すべて合格!という方もあまりいないと思いますし。そもそも、行きたい会社になかなか巡り会えなかったり、自分の軸を見失うことも時にはあると思います。就活で落ち込まない人の方が少ないんじゃないんでしょうか?
内定者Kさん
就活生あるあるなんですね。少し安心しました。
アイグッズ社員が落ち込んでいる姿をあまり目にしないので意外です…!
Oさん
えぇ、私たちも悩んだりしますよ!(笑)就活でもそうでしたが、内定者時代や社会人1年目で、仕事について思い悩むことも多くありました。とくに内定者時代は自分の新しい一面に気づくことの連続で、見えていなかった自身の弱さを見つけることもあって。
私って、良くも悪くも完璧主義なんですよね。今も負けず嫌いな性格は変わりませんが、アイグッズで働きはじめてすぐの時には、「できない壁」にぶつかった時、理想とのギャップに苦しんで、自分の性格とどう付き合っていけばいいのかがわかりませんでした。
内定者Kさん
なるほど。自分自身の理想が高ければ高いほど、落ち込んでしまうこともありますよね。今の就活生も同様に、自分に対して自信を失って落ち込むこともあると思います。 こうした負の感情が芽生えた時って、どうすればいいんでしょうか?
Oさん
まずは、感情を受け入れることが大事だと思います。
悲しい時も嬉しい時も、怒ってしまう時も。「あ、私は今悲しんでいるんだな」と受け入れるんです。そもそも人間は感情自体をコントロールするのは難しいです。発生した感情を否定してしまうと、どんどん自分を苦しめてしまいます。
たとえば、選考結果メールが来たときに「落ち込んじゃダメだ!」と感情を避けている方も多いのではないでしょうか。
私も一時期『落ち込まないのが強い人』と決めつけて自分を追い込んでしまっていた時があって。そうすると、悪い方向に進んでいってしまうんですよね。感情を抑えるのは、あまりいいことがなかった。
まずはどんな結果でも素直に受け止め消化し、ムリにできる自分を演じないことが大事なのではないでしょうか?
内定者Kさん
まずは受け入れることが大切なんですね。
Oさん
自分の未来について真剣に考えて、真剣に取り組んでいるからこそ悩みも大きくなるものです。落ち込んでも、いいんです。
ですが、ずっと落ち込んだままでは何も変化は起きません。感情が発生した後の行動、すなわち次のステップにすぐ切り替えられるかが重要だと考えます。
内定者Kさん
切り替えるために、まずは何から始めればいいんでしょうか。
Oさん
モヤモヤしているときは、とにかく「なぜ悩んでいるのか?」という今の心境を、A4用紙に一気に書いてみることをおすすめします。
内定者Kさん
書くことがポイントですか。
Oさん
はい。書いていると、「自分自身の能力的な部分で悩んでいるのか」や「会社選びの軸に迷いが生じている」といったように、”悩みの種類”が明らかになっていくんです。
また洗い出された悩みをもっと具体的に深掘りしていくと、とるべき行動が見つかります。たとえば、「能力の悩み」に関して「面接で自分の想いを言語化するのが苦手」なのか「グループディスカッションで自分がうまく出せずにいる」…など、悩みのタネはさまざまだと思います。
内定者Kさん
悩みを掘り下げるんですね。
Oさん
「就活難しい」と一括りに考えるのではなく、ネックとなっている部分は何なのか?それは自分の行動で変えられるのか・変えられないのかを理解することが必要です。
自分で変えられないと思うことも、時には割り切ってみたり、解釈や捉え方は自分次第で変えられると思うので、そこから解決にアプローチしていくとスッキリするんじゃないでしょうか。
このやり方は、本質的な課題に気づけるのでオススメですよ。
内定者Kさん
ただ、原因が分かってあとは切り替えるだけと思っていても、感情を引きずってしまうことがあるかもしれません。そんな時は何が大事になってくるんでしょうか?
Oさん
そうですね。まずは、小さな一歩からでもいいんじゃないんでしょうか。赤ちゃんって、はじめ歩くのが上手じゃないですよね。転んでしまうこともあると思います。ただ、そこで「なんで歩けないんだ…」とずっと落ち込んで挑戦を止めるなんてこともないはずです。
赤ちゃんは何度転んでも諦めずに挑戦しつづけるから、歩くことができるようになる。だからこそ今の私たちも、自分のできない壁にぶつかっても「じゃあ次何ができるかな」と半歩でもいいので足を動かせるといいですよね。
内定者Kさん
Oさんも、社会人になってこうして少しずつ壁を乗り越えていったんですね。
Oさん
そうですね。社会人1年目は”はじめて”の連続なので、うまくいかないことや失敗はあって当然だと思うんです。
たとえば私は企画営業という仕事の中で、お客様の新規開拓でつまずいていました。大手の企業様は既存の取引先がいたり、求められる品質や基準が高く開拓が難しいんです。「必死で食らいつくけど、なかなか実が結ばない…」とできない自分に悩んでいました。
そのときに上司から、ネクストアクションをとにかく明確化させるといいよと教わったんです。最初のうちは感情に流される日も多かったですが、PDCAをどんどん回していこうという姿勢が身について、「次はこれ!今度はこれ!」と行動に移すまでの時間が早くなっていきました。
内定者Kさん
小さなことからでも実際にアクションを起こすことが、成長の鍵なんですね!
Oさん
小さな達成を積み重ねていくことで、「できた」という感覚を日々つかんで自信に繋げられるといいですよね。
内定者Kさん
1~3まで納得しました。ただその間には感情の波が数多く発生していますよね。感情を安定させる秘訣って、あるんでしょうか?
Oさん
私もそれ、昔気になっていたんです!(笑)アイグッズの先輩に教えていただいたことなのですが、「2つのラインを設けること」が大切だと思います。
1つ目のラインは、「最低ライン」です。たとえば面接の場面で「嘘はつかない」だったり、「会話を楽しむ」「出会いに感謝する」など最低限守りたい自分との約束事を決めておくんです。
そうすることで、思うように自分のパフォーマンスを出し切れなかった時でも、最低限のポリシーを守れば、”最悪な状況ではなかったな”と思うことができます。自分を安心させる心構えをもっておくことも重要です。
また、2つ目のライン「理想像」を明確にすることも大切だと思います。落ち込んでいる時って、どうしても今の自分に目がいきがちです。ですが、自分のなりたい姿や目標となる対象があれば、その理想とのギャップを埋めるためにはどうすればいいか?を考えられるようになるので、「上を向くしかない」という思考に移ると思います。
内定者Kさん
なるほど。上下のラインをしっかり設定していると、良いことも悲しいこともそのライン内で受け止めることができるということですね。
Oさん
トライアンドエラーを繰り返して自分に自信がついてくると、最低ライン・理想のライン、どちらも基準がどんどん高くなっていくと思います。その全体の動きを、”人としての成長”と呼ぶんだと思います!
内定者Kさん
今回お話しいただいたことは就活のみならず、社会人になっても必要なことですね。
Oさん
就活は感情と向き合うことの繰り返しです。自分自身とひたすら向き合い、課題を解決していく作業は正直しんどいと思います。私もかつてすごく悩んで、どうしたらいいのかと迷っていました。
ただ、現状の自分に対して感情が発生するわけで、未来の自分まで今の自分の感情に影響されてしまっては、勿体無いですよね。自分自身で課題を発見して解決していくことは働く上で非常に重要なスキルですし、ぜひ乗り越えていってほしいと思います。
私も日々、自分の壁と向き合って悩むこともたくさんあります。挫折、成長、挫折、成長…ジェットコースターのような日々です。(笑)
でも壁があるからこそ面白くて、人生が豊かに色づいて輝くんじゃないかなと思います。壁に当たっている瞬間は辛いですが、乗り越えたらいい経験になるはずです。
日々自分と向き合い続け、納得のいく就活をしてください。応援しております!!
いつも勉強になる記事をありがとうございます。
心の底から悩み落ち込んだ時に、紙に書き出し心を整理し、最低と理想を描き、小さなことでも良いから次のアクションを決めて動いてみる!みたいな話ですが、本当に落ち込んだ時って自分の力じゃ何もできなくなってりするものですか?
頭で理解していても、どうすれば良いか分からなくてうずくまってる時にコーチングしてくれるのが、アイグッズで言うエルターやマネージャーなのですか?
書道家じゃないぞさん、いつもコメントありがとうございます!!
人によって個人差があると思いますが、私は一人で全て解決しようとするよりも
先輩や周りの人にお話しして、多角的な視点で自分の悩みを見るようにしています。
すると、解決するスピードも早くなることが多いですし、他人から励ましてもらえると
より勇気が出ると実感しています!
エルター、マネージャーの役割は、おっしゃる通りです。
次のアクションがわからないときは一緒に決める作業をして行ったり、
目標は立てられたけど実行できない…というときは、「なぜ動けないのか?」を一緒に掘り下げていくこともあります。
後輩の宇宙一の理解者になるという目標を掲げ、日々二人三脚で業務にあたっています!
内定者の方が5月にも関わらず登場しインタビューしてますが、どういう流れでこうなるのでしょうか。何かの研修でしょうか?
半身浴で長風呂派さん、コメントありがとうございます!
社内の実務研修の一環で、採用業務を手伝っていただいております。
今回はよりリアルな学生の悩みに寄り添えるのではないかという想いから、
先日まで就活をしていた内定者に執筆をしてもらいました。
記事を読んでくださって、ありがとうございます!^^
トップのイラストですが、向かって右側の人はしっかり引き上げようとしてますが、真ん中の人は下の人を助けているように見せかけてあまり力を入れて引き上げねはいませんね。
やはり己の力だけで登れるなら登ってもらいたいというアイグッズさんの任せて伸ばす育成姿勢をイラストで表現されたのでしょうか?
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