新卒採用
2020.12.24
この記事にはこんなことが書かれています
みなさん、こんにちは!採用担当の根岸です。外もどんどん寒くなり、就活も本格化してきますね。この時期になり、よりインターン経験を積んでいるところなのではないでしょうか。アイグッズもインターンを開催している中で、以前ある学生さんから「自分がリーダーとして、本当にチームに貢献できているのかわからない」という声を聞きました。
みなさんの中にも、グループワークでリーダーになったものの、どのようにしてリーダーシップを取ったらよいのかわからないと悩んでいる方もいるのではないでしょうか。今回の記事では、就活はもちろん社会人になっても使える「よいリーダーが持っているスキル」についてお話しします。
よいリーダー像を語る前に、前提としてなぜチームで作業をするのかを知っておかなければいけません。その答えはシンプルで、「メンバー全員が最大の力を発揮し、ひとりでの力では成し得ない成果を生み出すため」です。
より速く、より高品質なアウトプットをするためには、チームメンバーの関係性が良好であることも求められます。たとえば、ひとりが10割の力を出して、他のメンバーは5割くらいで取り組むのでは最大の成果が生み出せているとは言えません。チームメンバー全員が自分の持ち味を活かしながら、それぞれの10割の力を結集させて結果を出すことが理想的といえます。
チーム作業のゴールである「チーム全員で最大の成果を生み出す」ためにリーダーが発揮するべき力。それは主に以下2つの力といえます。
①メンバー全員を能力的リーダーにする力
②常にチームが前進している状態をつくる力
ひとつつずつ、詳しく解説します。
突然ですが、下の図はチームで登頂を目指して登山をしている様子です。みなさんは①〜④どの人がリーダーだと思いますか?
先頭で道を切り拓く①の人でしょうか、それとも後ろでチーム全体を見渡す④の人でしょうか。
答えは、①〜④全員です。ずるい!と思った人もいらっしゃるかもしれませんが、②③の人は、中間を歩く者として先頭の人や最後尾の人にチームの状況を伝達するという大切な役目もあるはずです。
登頂という大きな目標をチームで達成させるには、誰かひとりだけがリーダーとして頑張ればいいわけではありません。一人ひとりが「チーム全体のことを考えつつも、自分自身のポジション・役割を全うする」といった“能力的リーダー ”でいることが重要です。
「前に出て発言するのは苦手だけど、人に寄り添うことは得意」という人は、雰囲気リーダー。「みんなの話をまとめるのは苦手だけど、アイディアがたくさん出る」という人は、提案リーダー…といったように、メンバー全員がそれぞれの分野のリーダー として、チームを引っ張っていけるのです。肩書きとしてのリーダーにすべてを任せればいいというわけではなく、メンバー全員が能力的リーダーであるチームを作る力が必要となってきます。
では一人ひとりの得意なことを引き出して全員が能力的リーダーであるチームを作るには、どのようなことを意識すればいいのでしょうか?
メンバーの力を引き出す際にポイントとなるのは、[1]その人を知る [2]信じて任せる ことです。
「知る」というのは、その人の能力はもちろん、持っている願望まで理解することが大事です。いくら得意なことを見つけたからといって、役割を押し付けてしまうとどうしても「やらされている」と錯覚してしまいます。
お互いの「叶えたいこと」を理解し合い、成果を出した先には「あなたには〜というメリットがあるし、私には〜というメリットがある」ということを確認することによって、全員がモチベーション高く目的意識を持って取り組めます。持っている力を全力でその作業に注ぐ姿勢もできるのです。またチーム内でそれぞれの役割を明確にした後には、その人を信じて最後まで役割に徹してもらうようにすると、信頼関係が生まれてチーム全体がよりポジティブな気持ちで作業をすることに繋がります。
2つめの力は、常にチームを前の方向に進める力です。チームで作業をしていると、迷ったり止まったりすることもあるでしょう。そんな時「どうしたらいいかわからない」と解決策を探すことを諦め思考停止の状態になってしまうと、当たり前ですが一向にチームは変わりません。生産性の無い時間を過ごすことになり、結果的に思うような成果を生み出せなくなってしまいます。
常に前進思考な行動をする上で大事なのは、変えられないことに執着しないこと。たとえばワーク中、発表直前になってスライドのデータがすべて消えてしまったとします。問題が生じた時に、瞬間的に「過去のことを嘆いてもその事実は変えられないのだから、今できることは何かを考えよう」と頭をすぐに切り替えることで解決策が見えてくるかもしれません。
また「自分のメンバーが全然やる気を出してくれない。隣のグループに移りたい…」と環境や境遇に対して不満に思ったとします。これも自分ではどうにも変えられないことですよね。そこで「むしろどうやってメンバーのやる気を引き上げることが出来るか」を考えることに徹することで、今やるべき具体的な行動が見えてきて、結果としてチームが大きく前進します。
自分が変えられること・変えられないことを瞬時に判断する。変えられないことに関しては執着せず、常に前向きな思考でいることを心がけると、周りに大きな肯定的影響力を与えられますよ。
以上の2つの力は、なかなかすぐに出来ることではないかもしれません。たくさん実践する機会を設け、経験から体得していってください。「意識する」だけだとワークに夢中になって実行を忘れてしまっていた…ということもあるので、チームに沈黙が走った時には必ず「じゃあどうする?」ととりあえず発言する といったように行動ベースで落とし込み、実践していけるといいですね。
アイグッズはこれからも就活生のみなさんを応援しています!
この記事を読んで、チームひとりひとりを能力的にリーダーにするためには、何が大切なんだろうと自分なりに考えました。人それぞれ考え方があると思うけど、私はチーム内で積極的にコミュニケーションをとって向き合うことだと思いました。苦手な人、合わない人と言う前に、真摯に向き合ってみることがリーダーとして必要だと思いました。考える機会をくださって、ありがとうございます!
ゆずさん、コメントありがとうございます!
コミュニケーションも、大前提としてとても大切なことですね!
自分の価値観で他人を決めつけるのではなく、しっかりと向き合ってチームの最適解を見つけることが必要かと思います。
素晴らしいご意見、ありがとうございます!
リーダーと聞くと遠い存在のように思えますが「全員がリーダーであるべき」という内容からとても身近であることに気づきました。意識していないだけでアルバイトや学校など集団の中で生活することが多いためその場に応じたリーダーになることを心がけようと思います。とても勉強になりました。ありがとうございます。
れなさん
コメントありがとうございます!れなさんのおっしゃる通り、チームの目的を叶えるためには全員が創意工夫してチャレンジしていくことが必要だと思います。是非アルバイト先や学校でも今回の学びを活かしていただければと思います!!^^
提案リーダーや雰囲気リーダーなどがあるように、じゃあ私はどんなリーダーになれるのかをずっと探してきました。私なりにリーダーのあるべき姿を想像して挑戦してきたつもりでした。この記事を読んで、また、インターンに参加してきて、私が今まで気づかなかった【よいリーダーの姿】に気づくことが出来ました!
1人1人がリーダーであることを自覚して、お互いを知って、信頼・信じることが何より大切だと改めて感じました。
この記事からインプットが出来たので、良いリーダーになり、これからはGIVEできる存在になりたいと思いました!
おりょうさん、コメントありがとうございます!
GIVEできる存在、とても素敵な目標ですね!必ず一人ひとりに得意なことや、「あまり考えずにどんどんやれる」ことがあると思うので、その強みを活かしていって最大のチーム力を発揮できるといいですね!是非アウトプットの場でも実践してみてください!
チーム全員が能力的リーダーになるべきなのですね。勉強になりますね〜。
アイグッズでは2021からチーフ、マネージャーのポジションにリーダーという肩書きが加えられたように思いますが、全員がリーダーであるべきなのであれば、リーダーという肩書きは無くした方が良さそうですね。
全員がリーダーですものね。
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