アイグッズについて
2022.12.02
※この記事は、2022年12月1日当時の内容を記載しております
この記事にはこんなことが書かれています
こんにちは、アイグッズマガジン編集部のSです!
突然ですが、みなさんはどのような企業で働きたいと考えていますか?
「若いうちからさまざまな挑戦ができる裁量権のある会社」「若手の意見が通る風通しのよい会社」「ワークライフバランスを柔軟に調整できる会社」など、人それぞれ理想の社風がありますよね。
アイグッズは7年目の創業間もない会社ですが、「1年目から挑戦できる範囲が広いことに興味を持った」とおっしゃる学生さんが多くいます。
しかし、皆さんは「若手でも裁量権がある社風」のリアルを具体的にイメージできますか?「成長機会がある」の裏側には、一筋縄ではいかない、想像以上に泥臭い努力が必要な時も…。
このコラムでは、入社1年目社員の生の声を拾い上げ、創業7年目の企業のリアルに迫ることで、「ベンチャー」で働くことを少しでも具体的にイメージするお手伝いができればと思います。
編集部 S
本日はよろしくお願いいたします!
さっそく、新卒でベンチャーに就職することのリアルに迫りたいのですが、まずはKさんの就活時代からお聞きしてもよろしいでしょうか。
Kさん
よろしくお願いいたします!
就活時は以下の3点を軸に、いろいろな会社を見ていました。
①経営層との距離が近く、20代で大きく成長できる環境があること
②1人のお客様に対して1~10まで担当し、専門分野を磨ける仕事であること
③その会社が好きかどうか
1つ目は、漠然と成長したいと感じていたためです。経営層の近くで働けば、スピード感を持って視座を高められると考えました。2つ目は、サービスや商材のフロー全体に携わることでお客様との関係性が深まり、自分なりの付加価値を届けられると考えたためです。単純に飽き性だからさまざまな工程がある仕事の方が向いていると思ったのもありますね。3つ目は、完全に直感です(笑)
編集部 S
ありがとうございます。直感も大切ですよね。
Kさんの軸を聞くと、「裁量権」とか「挑戦」がキーワードだと感じたのですが、20代からバリバリ成長したい!と考えていたのでしょうか?
Kさん
はい、実は就活のはじめは「起業したい!」と思っていたくらい、成長意欲旺盛でしたね。
編集部 S
起業ですか!
Kさん
ただ、アイグッズに出会ったことで起業以外の道もあるなと感じ、今の道を選びました。
僕の原点は、「周囲に肯定的な影響を与える人になりたい」ーーこの想いから始まったんです。
きっかけは学生時代、某大手カフェチェーン店の時間帯責任者を担当していた時のこと。社員さんやパートの方が、「Kさんのような時間帯責任者になってほしい」「Kさんのようにお客様に寄り添うサービスを提供したい」と話している光景を見たり、後輩から「Kさんのようになるためにはどうすれば良いですか?」と質問をもらうことがよくありました。そこで自分が育成に関わることで、後輩の成長を間近で実感し、やりがいを覚えたんです。
この経験から、「もっと多くの人に貢献できるよう自身のスキルアップをして、肯定的な影響を与える人の数を1、10、100、1,000とどんどん大きくしたい」と感じるようになりました。
編集部 S
なるほど。自分の将来から逆算した結果なのですね。
とはいえ3つの軸に当てはまる会社はたくさんあったと思います。あえて創業7年目のアイグッズを選んだ理由をお聞きしてもよろしいでしょうか。
Kさん
「誰と働くか」を考えた時に、アイグッズが一番マッチしたためです。
編集部 S
誰と働くか、ですか?
Kさん
はい。自分の中期の将来像である入社1〜2年目の社員さんで、尊敬できる方がいるか、この人みたいになりたいと感じる人がいるかで判断しようと思ったんです。
編集部 S
なるほど。
Kさん
そこで、一緒に働く人の雰囲気を知るために、複数の社員とコミュニケーションをとりたいと各企業に相談しました。アイグッズの場合は、「予定よりも長く長期インターンをさせてください」という無茶振りをしたのですが、なんとそれを快く受け入れてくれたんです。
当時、アイグッズに入社するとは限らない単なる学生であった私の意見を尊重してくれたことに、入社後も若手の意見に耳を傾けてくれる社風があると感じました。従業員数が同規模の会社でも、ここまでオープンに受け入れてくれたのはアイグッズだけでしたね。
また、思った以上に裁量権があったのも決め手のひとつ。正直、長期インターンでは研修や座学、一部資料作成がメインだと考えていたのですが、テレアポや商談同行まで経験させてくださり驚きました。社会人1年目からしっかりと自立できるようにと可能性を信じていろいろな業務を学び、任せてもらえる環境が魅力的でした。
編集部 S
内定承諾前から、企業の実情を包み隠さず伝えてくれたり、学生だからと挑戦範囲を制限せず、共に働く同志として接してくれたのが印象的だったのですね。
Kさん
そうですね。自分がアイグッズに入社したらどんな働き方ができるか、想像できたことがとても大きかったです。
編集部 S
期待とワクワク感を持って入社を決めたと思うのですが、今までどのような仕事に携わってきましたか?
Kさん
アイグッズでは内定時代から実務経験を積めるので、1年目ですが多くの仕事に携わってきました。内定時代はグッズディレクター職(以下GD)を中心に、商談同席やテレアポ、資料作成のお手伝いに加え、広報やマーケティング職も一部任せてもらいました。実は、このアイグッズマガジンのインタビュー記事を作成したこともあります!「アイグッズを私事に」というテーマに基づき、会社全体の業務に携わることで、1年目から会社の課題(社内改善・業務推進)に向き合える機会をもらえました。
編集部 S
内定時代で、とくに印象に残っているエピソードはありますか?
Kさん
新規顧客の受注をうけたことですかね。
そのお客様との出逢いは、私がかけた1本の営業電話からだったのですが、
最初は「テレアポなんて根性論じゃないか」と感じていました。ただ実際にテレアポをして先輩方から受けたフィードバックは「どのグッズ制作会社と比較しても、アイグッズと取引するのがお客様にとって一番」「アイグッズと取引をしていない会社がもったいない」「アイグッズをまだご案内できておらず申し訳ない」など、お客様視点に立った内容でした。テレアポでお客様にメリットを提供できるという視点はなかったので、大きな発見でした。
結果、先輩方のお力もあり、内定時代に初受注できました!グッズを納品したのが入社式の日だったこともあり、非常に印象に残っています。
編集部 S
内定時代に初受注…すごいですね!
Kさん
はい。うれしかったです。
ただ、GDの仕事は受注をしてからが本番。工場と連携しながら不良品が出ない生産管理体制を整えたり、お客様と協力して理想のグッズ制作基準を細かくすり合わせたり。そして約1か月間、高品質なグッズづくりに精を出して納品を終えます。その後、エンドユーザー様にご満足いただいて初めて1つの案件が完了します。
編集部 S
すごく責任が大きいと思うのですが、どうですか?
Kさん
責任は重大です。実際、不安で押し潰されそうになる瞬間もあります。
自分で1から企画したグッズが形になるという面ではワクワクしますが、商談の機会をいただいても提案が刺さらないかもしれない。受注してもグッズの品質基準の折り合いがつかず、つくり直しが発生するかもしれない。お客様は満足してもエンドユーザー様から予期せぬ望ましくない反響があるかもしれない…などと、さまざまなフェーズで不安を覚えます。
とくに、お客様は3000~1万個のグッズをご注文されるため、少しの見落としが大きなミスに発展する可能性もある。毎回オリジナルで企画・生産するからこそ、品質管理基準をお客様や工場とすり合わせることが難しいですね。
編集部 S
企画営業として担当範囲が広いだけでなく、お客様ごとに対応が異なるのは大変そうですね。
Kさん
加えて創業7年目というところで、仕組み化の構築が新人にも求められています。年次に関係なく主体性を持って組織の課題を発見し、自分たちで解決策を見つけていく必要があるのです。
たとえば、1人の担当者がお客様とどういったやりとりの結果受注できたのか、またはトラブルの際にどのようなプロセスを踏んで解決に至ったのかなどのノウハウは、本人しかわからない属人的な要素もあります。
しかし、担当者だけの学びに終わらせるのではなく、より綿密に社内全体に共有することで今後のグッズ制作のレベルを底上げしたいと考え、入社して数か月でしたが「管理ツールを用いて仕組みを整えませんか」と提案。それが全社的に採用され、幅広い知識を誰もが提供、学べるようになりました。
編集部 S
企画営業×創業7年目。まさに難易度マックスですが、やりがいを感じられる時期ですね。
編集部 S
難易度の高い仕事にもかかわらず、年次の若いメンバーに責任ある仕事を任せてもらえるのはなぜだと思いますか?
Kさん
会社全体で、「ものづくりの前に、人づくり」という価値観を大切にしているためです。
アイグッズでは、あえて新卒採用にこだわり、組織において長期にわたって活躍できる人材育成に力を入れています。だからこそ、新入社員の可能性を信じ、内定者時代から研修や実務アルバイトで土台を築ける環境がある。
さらに先輩方の関わり方にも「人づくり」へのこだわりを感じます。
たとえば、商談を任された際、ただ「商談やってきて」と放り出すのではなく、お客様の前に立っても恥ずかしくないレベルになるまでロープレに付き合ってくださいます。とくに、ロープレをやるという行為そのものに満足していた自分に対し、本番さながらのFBや臨場感を演出してくれた先輩方に自身との熱量の差を感じました。ただ会社紹介をするだけでなく、どの業界のどのお客様に提案するための準備なのか、どのような仮説を持って何をゴールにロープレをするのかなど、事前準備で多くのFBをいただいたことが印象的です。
他にも、難しい案件でお客様に選ばれ続けられている先輩の知恵は惜しみなく全社的に発信され、1を聞くと必ず10で返してくれます。会社全体として「人づくり」を大切にしているからこそ、直属の上司だけでなく経営陣も私たちのために時間を割いてくれる印象です。
このような社風があるからこそ、40~50代のエリート営業マンが多い他社とのコンペの際にも、アイグッズを選んでもらえる状況が増えています。
編集部 S
アイグッズの「人づくり」へのこだわりを感じられますね。「人づくり」の背景には、「お客様により良い価値を提供し続けたい」という強い思いが見えます。
Kさん
確かに「傍を楽にする」ための行動を突き詰めている社員が多いですね。
メールの1文ですら「お客様の手間を1分1秒でも減らすために何をすべきか」を考えるべきと教わったことがあります。さらに、関わる人に対してプラスの価値を届ける姿勢も他社と比べて徹底されている気がします。お客様からいただいた感謝を工場社員にもお伝えするなど、小さな行動にも「利他の追求」が見えますね。
編集部 S
今後会社をどうしていきたいなどの目標はありますか?
Kさん
もっと会社の課題を発見し、業務の見える化・チーム体制の再構築を通じて、組織全体の働きやすさに貢献したいです。先ほど述べたように、GDの業務は業界・お客様ごとに提供するサービスが異なるからこそ、属人的になりがちな部分があります。もちろん、今までもお客様にお喜びいただいている中で管理ツールの導入など新たな取り組みをしているのですが、まだまだ伸び代があると思うんですよね。
そして、自分だけでなく多くの社員が質の高いサービスを提供することで、お客様への貢献の幅を着実に広げ、自分の人生軸である「肯定的な影響力」を会社全体で体現できたらうれしいです。
編集部 S
大変なお仕事を数多く抱えながらも、ワクワクしながら会社の目指したい方向性について語ってくださっている印象を受けたのですが、なぜ余裕を失わず、社会人として楽しく働けているのですか?
Kさん
「事実に対する解釈を自分なりにしているため」です。
たとえば何かを片付ける時、片付ける行為は楽しくないかもしれません。そこで、どう楽しく片付けるかを意義付けしたり、片付けた先に何を達成できるか、本質的な価値を考えるようにしています。「アイグッズと取引をしなければお客様は損をしてしまう!」という気持ちでテレアポに向かったり、「お客様の悩みを解決する世界に一つのオリジナル提案書を作成しよう」と工夫をしたり。お客様の気持ちに立ち、自分なりの仮説を持つことを大切にしています。
あとは、「不安を不安で終わらせないようにしているため」です。
たとえば、モヤモヤを感じる時、それが「不安」なのか「不満」なのかを考えます。「不安」は自分自身の行動に対する心配が多いため、突き詰めるほど解決に近づきます。不安を乗り越えた先のやりがいも大きい。一方で「不満」は他者や環境に対して抱くことが多いので、考え続けていても意味がありません。自分が不安を抱いていればそのまま突き進み、不満を抱く時は考えを捨てるようにしています。
こういった「働く上での考え方」が楽しく働けている一つの要因かもしれません。アイグッズでは、エルターエルティー制度を通じて先輩からフィードバックをいただいたり、勉強会を通じて学びになる思考がシェアされることも多いので、毎日が発見の連続です。
編集部 S
最後に就活生へ一言お願いできますでしょうか。
Kさん
創業間もない会社に入る場合には、「選んだ道を正解にする覚悟」さえあれば、仕事はいくらでも楽しいものになることを伝えたいです!
覚悟を持つには、就活中にどれだけギャップを埋められるかが肝心です。世の中には、「ここの会社いいらしいよ」というクチコミであふれていますが、表面的な情報を鵜呑みにするのではなく、自分はその企業をどう感じるのかを大切にしてほしい。
企業にマイナスな面があっても受け入れ、そこの社員たちと切磋琢磨して乗り越えていきたいと思えるか。ここを判断するのです。
難しい道をあえて選ぶことは楽しいことばかりではありません。しかし年次関係なく当事者意識を持って会社・事業・組織作りができるのが、創業間もない会社の長所だと思います。
仕事に、そして自分に真剣に向き合う日々は、20代のかけがえのない財産になっていると、身を持って感じます。
一生に一度の20代、自分も挑戦したい!という人はアイグッズでお待ちしております!
アイグッズは、企画営業という職種柄、比較的難易度の高い仕事が求められます。弊社はまだ創業7年目だからこそ、もっと市場やお客様の課題を解決するためにできることが残っていると思うのです。少数精鋭体制をとっているからこそ社内では高い基準が求められ、時には厳しい言葉をもらうこともあります。しかし、だからこそ若手から活躍でき安定成長を遂げられるのです。
また、職場に関わらず楽しく働く秘訣は「自分の理想から逆算して会社を選び、理想に向けて徹底追求すること」にありそうです。毎日成長できる厳しい環境に身を置くことで、できることが何倍にも増えます。できることが増えることで、自分の裁量や貢献感が高まり、仕事がもっと楽しくなるという好循環が生まれます。
難易度の高い仕事に取り組み、できることを増やしていくことが、前のめりに社会人生活を過ごし、仕事を楽しむための近道なのかもしれません。皆さんもぜひ、後悔のない就職活動をなさってください。