この記事の内容
「他の学生と比べて劣等感を覚えます」
という声をよく聞きます

みなさん、こんにちは!採用担当の根岸です。就活は上手くいっていますか?最近3daysインターンシップを行った際に、「他の学生さんと比較して落ち込んでしまうんです」という声を聞きました。同じように悩んでいる方も多いのではないでしょうか?
特に就活という場では、初めて学力以外で合否をつけられる分、自分自身について深く考えて、悩んだり落ち込んでしまう人も多いのではないでしょうか。
自信と、どう向き合う?
ヒトに課せられた人生の課題のような問題ですが、人事という職業を経験して、そして何よりアイグッズの育成に影響され、私の中での自信との向き合い方が段々とはっきりしてきたので、今日はその方法をシェアしたいと思います。
少しでも自分の価値に悩んだり、自分を肯定的に捉えられない…という方はぜひ参考にしてください!
①まずは「できない」自分もすべて受け入れてあげる

まずは、認めてあげることから全てが始まります。自分の弱い部分や改善したい部分について、目を背けたくなる気持ちは分かりますが、背けた途端に前を向くことを放棄しているのと同じです。自分の今イヤだなと思う部分や、劣等感を覚える部分、どうにかしたいと感じる部分をノートに書いてみてください。
逆に、何か小さなことでもいいのですが、「できる」自分もいますよね?そんな自分が少し得意と思っていることや、これはできるぞと思うこと、一般的には普通と言われているかもしれないけれど自分は誇りに思っていることなど、自分の好きな部分も隣のページに書き出してみましょう。
そして、2つの「できる」「できない」の自分を見つめてください。そして、ぜんぶひっくるめて自分なんだと肯定してあげることが必要です。どっちが本来の私だなんていう境界線なんてありません。すべて自分なんです。
自分自身を認めてあげた先に、道はひらけます。
②人はそれぞれ違うバックグラウンドを
持っていることを理解する

自分を少しでも認めてあげることができたら、次は少し外に視線を向けてみましょう。プレゼンが上手かったA君も、リーダー力を発揮していたBさんも、人に常に優しく接していたCさんも。全て違うバックグラウンドを持っています。
例えば、「プレゼンが得意そうに見える」を1つ切り取ってみても、実は見えないところで膨大な努力を費やしてきたのかもしれません。また、昔からプレゼンをやる機会が多かった可能性があります。そして、自分が「すごいな」と感じても、彼は「まだまだ」と思っているかもしれません。
このように、自分の視点はたった一つの解釈にしかすぎないことが分かります。就活の現場で言えば、すごくキラキラして見えた別の学生さんも、まだ会ってから少ししか経っていません。その人のことを、生い立ちから今までを全て知っているのでない限り、自分の見えない・知らない部分があるんだということは容易に分かると思います。
「人は人」「自分は自分」という言葉がありますが、もう少し噛み砕くと、自分のこともようやく少しだけ分かるくらいなのに、他人のことはどのくらいわかるのでしょうか?ましてや会ったばかりの人のことは、全て理解できるはずがないということが分かると思います。
③比較する対象を「他人」から
「昨日までの自分」へ変える

他人と比較しないことをお伝えすると、「でも人は何かと比べていないと、自分を確立できない気がする!」と焦る方もいらっしゃるかもしれません。
そこで、自分という存在を少しでも認め、他人と自分は違うバックグラウンドを持っているということを理解してくださった皆さんに、次に知っていただきたいことは、ズバリ「過去の自分となら比べてもいい」ということです。
他人はそもそも同じ土俵に立っていないことは、②で説明しました。では同じ土俵に立っているのは?そうです。紛れもない過去の自分です。
就活で、上手くいく日も行かない日もあるかもしれません。ですがそこで一喜一憂せずに、今日の自分の頑張りは、昨日の自分を更新できたかな?超えられたかな?ということを考えて欲しいのです。
また、過去自分が一番キラキラしていた時期があるとするのならば、今の自分はその過去のキラキラな自分に堂々と誇れる行動ができているのか?を考えて欲しいです。
その時に、「昨日と同じ」という答えが出るのであれば、それはもう少し頑張ることができたかもしれませんね。昨日と同じという状態は、進んでいないこと。考え方によっては月日だけ流れているので、退化しているのと同じことと言えるかもしれません。
自分自身と比較することを習慣にすることで、決して歩むことのない他人の道を羨むこともなく、しっかりと自分の道を歩むことができます。
④自分との約束事を小さなことから守る

では、ここまでしっかりマインドセットをしたところで、実際の行動をご提案したいと思います。
それは、「自分の決めたこと」を守っていくことです。簡単で単純なことですが、これが自信をつけるためにはとても重要です。
もちろん「億万長者になりたい!」と思っていて、膨大な努力を重ね、それが叶った日には相当の自信がついていることでしょう。
ですがそんな大きな夢や目標を持たなくても、自信は日常の中からつけることができます。
例えば朝起きる時間をいつもより30分早く設定してみる。そこで起きることができれば「自分やればできるじゃん」と思うことができます。
どんなに些細なことでもいいので、このような「自分やるじゃん」という感覚を日常的につけていくことによって、就活の場面でも少しのことでは動じない、自分自身という存在を確立することができます。
就活に落とし込むとすれば、たとえば「今月は毎日就活ノートを1ページつける」と自分自身と約束をします。他人とのお出かけの約束は中々忘れないのに、自分との約束は忘れてしまうなんて、自分がかわいそうですよね。是非決めたことはどんなに些細なことでもいいので、守ってあげてください。
そして小さなことが守れるようになってきたら、少しずつ負荷をかけた目標にしていきます。気づくと自分を肯定しながら、失敗を恐れずに色々なことに挑戦している自分がいますよ。
誰かになろうとしない。なる必要もない。
いかがでしたか?私は①〜③の概念を知った時に、とても心が楽になりましたし、④を実行して実際に自分との約束事を守れた(=目標達成できた)時にはとても嬉しさを感じます。そして何より、自分を好きになることができます。
皆さんも就活をしている中で、日本全国にいる学生の中の一人…と自分を捉えてしまうことがあるかもしれませんが、「キラキラな誰か」になろうとしなくて、私は良いと思っています。
入社したばかりの時期、私も仕事で壁にぶつかり、「先輩のようになれない!」と生意気ながら思っておりました。そんな時マネージャーに、「社員全員がその先輩でいるなんて、会社じゃないよ。色々な人がいて、色々な得意不得意があって、お互いを支え合うために、また一人ではできないことを成し得るためにチームでやっているんだよ」と仰っていただけました。
そこから、「できる」自分はもちろん「できない」自分も全て認めてくださって、一緒にやろうと手を差し伸べてくださる仲間や環境があることを実感しましたし、そんな会社に対して感謝の気持ちを持ちました。改善すべきところはどんどん改善していき、人として成長したい。仕事を通して自分を好きでいられるようになりたい!と強く感じました。
自信に関するおすすめの本紹介
…と言っても、昨日まで自信が無かった方がいきなり変われるのかといったら、難しいこともあるかと思います。
私はアイグッズという環境を通して毎日この①〜④を見直し、実践することができているので自然と自信について悩むことは少なくなりました。
今回はみなさんにとって大きな影響をもたらしてくれるであろうおすすめの本をご紹介します。
自信が無くなった時、少し元気が無くなってしまった時…そんな時はこの記事とこの本に立ち戻ってみてくださいね。
私は私のままで生きることにした
著書:キムスヒョン
世界で一人しかいない、たった一人の「私」を一番愛することが大切なんだと気づかせてくれる本。特に学歴や年収に考えが囚われてしまう人にも見て欲しいです。自分を大切にしたいと思えるだけでなく、人に対しても優しい気持ちが持てる本です。
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