企画営業 / チーフ
新卒入社一期生。かゆいところに手が届く細やかな気配りと確かな実行力で、入社当初から大手アパレル会社、化粧品会社、自動車メーカーなど社内でも1,2を争う大型案件を受注している。
企画営業のほかさまざまな社内プロジェクトのリーダー、また後輩育成も積極的に担い、アイグッズのエンジンとして日々会社を盛り上げる。
私が担当するグッズディレクターは、お客さまの想像の中だけにある「まだ存在しないアイテム」をヒアリングや知識をもとに形にしていく仕事です。学生時代に理系単科大学に通い、研究に明け暮れていた私にとって、仮説立案と検証を繰り返していく仕事はワクワクの連続。たとえばあるお客さまとの仕事では、前例のない「ビーチボール」を開発しました。当時はナイトプールが流行っていて、若い女性をターゲットにした夏のキャンペーンアイテムとして、ナイトプールで映えるビーチボールのアイデアが持ち上がったんです。お客さまのイメージは「透明なビーチボールの中にハートの形を入れたい」というもの。素材同士がくっつかないようにするには? 印刷がはげないようにするには? など、一つひとつの課題をクリアする方法を考えながら生産現場とやり取りを重ね、イメージ通りのアイテムを完成させました。私はこのように、社内で誰も実現していないアイデアに挑戦するのが大好き。逆に毎日同じようなものを作り続ける仕事には、私は向いていないと思います。アイグッズはほぼすべての案件がフルオーダーなので、新しいことにどんどん挑戦し、一からPDCAを回していけます。
こうしたエピソードを伝えると、クリエイティブ要素が強く求められる仕事だと感じる人が多いようです。でも私の実感としては、グッズディレクターはクリエイターというよりも「コンシェルジュ」に近いですね。お客さまの「新しいものを作りたい」というアイデアを引き出すためには、ホスピタリティを持って寄り添う姿勢が不可欠。担当者はマーケティングや広報などを担う方が多く、ものづくりのプロではないことがほとんどなので、私たちはお客さまにマッチしそうなサンプルや現在のトレンド情報をお届けして丁寧にヒアリングを重ねていきます。そうして会社やブランドのことを理解し、選択肢を提供することが大切なんです。逆にグッズディレクターがクリエイティブ志向に走り、自分の作りたいものにこだわりすぎてしまうと、お客さまのブランドを正しく表現できなくなるかもしれません。お客さまとアイデアを共有できたら、デザインや生産を担う現場と連携して形にしていきます。アイグッズではこうしたプロセスはもちろん、貿易や輸送手配までインハウス化して対応しているので、お客さまには「アイグッズに全部お任せすれば大丈夫」という安心感を提供することができます。
今では未知の領域の案件を楽しめるようになった私ですが、入社1年目には小さなミスや失注が重なり、「私が担当しないほうがお客さまにとってプラスなのでは」と落ち込んでいた時期もありました。先輩に頼りきりだった入社当初を過ぎ、自分自身で仕事を動かし始めたら失敗の連続……。それでネガティブな思いにとらわれていたんです。そのときに先輩から「挑戦に失敗はつきもの。だから蒔田さん、失敗してもいいですよ」「毎日最善を尽くしながら、次にできることは何かを常に考えたらいいんじゃないかな」と言われてハッとしたんです。今くよくよ考えるのであれば、勇気を持って改善に向けた1歩を踏み出した方がずっといい。今はつらくても、後から振り返れば大したことはないのかもしれない。そう思うと、超ポジティブな気持ちになれました。それまでは自分に自信が持てず、悪い出来事が起きた際は「反省」でなく「ただ落ち込むだけ」の状態になってしまっていたところを、自分を信じ続けてとにかく次の行動に移すようにしてからは仕事がうまく回るようになっていきました。あのとき先輩が投げかけてくれた本気の言葉には、ずっと感謝しています。
企画営業職の人はよく「お客さまからの感謝の声が喜び」だと言います。私ももちろん同様ですが、同じくらい、もしくはそれ以上に、社内のメンバーが仕事で大きな成果を出していることにやりがいを感じるんです。なぜなら、その成果の根本には、私がお客さまに提供した価値に対する報酬があると思えるから。たとえば私の同期は入社3年目で採用チームのマネージャーを務め、学生さん一人ひとりのことを考えて採用活動をしています。その採用キャパシティを広げるためには、企画営業が稼ぎ続けなければいけません。また、私が最初に指導した後輩は今マーケティングを担当し、お洒落なサイトを作ってくれています。そうした原資も企画営業が提供した価値の対価から生まれるもの。そう考えると、企画営業とは最も利他成長の要素が強い仕事なのかもしれません。日々の中でしんどいことがあっても「これが誰かのためになるんだ」と思えば乗り越えられるし、結果的に自分に光が当たらなくても、アイグッズ全体に光が当たれば大きなやりがいを感じられます。同じように仲間への貢献にやりがいを感じてくれる後輩が増えるよう、私自身がいきいき働き続けたいと思っています。
8:00 出社・新規開拓チーム勉強会
勉強会のため、始業1時間前に出社。新規開拓チームの代表として企画営業力を高める勉強会を週に1回、主催しています。後輩たちが少しずつ企画営業として成長している姿を見て、日々勉強会の中でもやりがいを感じています!
10:00 化粧品会社様商談
来季のノベルティグッズの提案を行うため先方に訪問。お客様のご要望を元に、グッズの形状や細かな仕様を決めていきます。お客様から「アイグッズさんは何でも作れるのですね!」と期待以上の反応をいただけるのが毎回嬉しいです!
12:00 ランチ
エルティーの後輩と一週間の振り返りを行いながらランチをしました。後輩は自分の鏡。自分が出来ていなければ後輩も育ちません。後輩の振り返りを行うことはもちろんですが、後輩の話を聞く中で自分自身も日々身が引き締まります!
14:00 キャラクターグッズ会社様商談
本日2件目の訪問。お客様に完成したサンプルを実際にお見せする商談です。キャラクターグッズは細部までデザインが施されているものが多く、細かな確認を行いながらグッズを仕上げていきます。
17:00 アパレル会社様提案準備
次回提案の準備をするべくサンプリング(お客様に紹介をするグッズの精査)、資料作成を行っていきます。アイグッズは縫製品から機械類まで様々に制作が可能です。幅広い提案ができるように事前準備も大切にしています。
18:00 退勤
オンラインゲームが趣味なので、夜は友達とゲームをして過ごすことが多いです。和気藹々と遊んで、その後ゆっくりお風呂に浸かって心地よい疲労感を感じつつ明日に備えています。
※毎日定時退勤している訳ではないですが、残業を推奨している訳ではなく日によって帰宅時間が異なることから18:00と記載。
平均帰宅時間は別途「データで見る」をご参照ください。
インタビュー一覧